『君の名は』や 『秒速5センチメートル』を手掛けた新海誠監督の作品として、2004年に公開されたSF長編ファンタジー映画『雲のむこう、約束の場所 』。戦後、分裂した日本を舞台に描かれた作品ですが、聖地になったのはどこかご存じですか?
そこで今回の記事では『雲のむこう、約束の場所 』の聖地について、後日談が読めると噂の小説版の紹介も併せて紹介します。
『雲のむこう、約束の場所 』のモデルはどこ?
新海誠監督が手掛けた作品の多くは実在する場所をモデルにしていると言われていますが、『雲のむこう、約束の場所 』も例に漏れず実際に存在する場所をモチーフに作られた作品です。『雲のむこう、約束の場所 』の大まかなモデルとなったのは青森県で、作中には実際の青森県でも見られる情景や景色が随所で登場しています。
では、そんな『雲のむこう、約束の場所 』のモデルになった青森県ですが、作品をより楽しむための聖地としてオススメのスポットはどこなのでしょうか。次からは『雲のむこう、約束の場所 』の聖地としてオススメのスポットを5選、厳選して紹介していきます。
聖地①蟹田駅
まず初めに紹介する『雲のむこう、約束の場所 』の聖地は、JR東日本の蟹田(かにた)駅です。蟹田駅の詳細は下記のとおりになります。
- 所在地:〒030-1309 青森県東津軽郡外ヶ浜町上蟹田
- 開業:1951年12月5日
- 路線:JR津軽線
蟹田駅は『雲のむこう、約束の場所 』で主人公たちが通う学校の最寄駅として描かれていることから、作中でたびたび登場していました。簡素な作りの駅ではありますが、駅の周辺は開放的で平野が広がっており、とても綺麗な情景が描かれていましたね。実際の蟹田駅も同様に天気の良い日、夕暮れ時は鮮やかな景色を眺めることができ、とても心穏やかな気持ちになれる場所として地元民からも愛されているようです。
聖地②今別駅
次に紹介するのは、キービジュアルでも使用された今別駅です。今別駅の詳細は下記のとおりです。
- 所在地:青森県東津軽郡今別町大字今別字中沢37-1
- 開業:1958年10月21日
- 路線:JR津軽線
今別駅といえば、特に印象的なのはサユリが線路の上を歩いている後ろ姿のキービジュアルですよね。また現在は残念ながら廃業してしまいましたが、以前までは作中で登場した伊藤食堂もあってファンの間では密かに人気を博していました。
また、今別駅周辺には作中で登場する高架下もあり、『雲のむこう、約束の場所 』のファンとしては聖地巡礼をする上で欠かせないスポットの一つと言えるでしょう。
聖地③青森駅東口広場
3つ目の聖地として紹介するのはJR青森駅東口前の広場です。JR青森駅東口広場の詳細は下記のとおりになります。
- 所在地:〒038-0012 青森県青森市柳川1丁目1-1
- 開業:1891年
作中ではサユリが夢の話をタクヤに打ち明けるシーンとして使用された場面であり、物語の大きな転換期を迎えるシーンとして印象的でしたよね。ただ青森駅東口広場はここ近年で一気に再開発が急速におこなわれており、近代化が進んでいます。ただ改札口などはまだ作中の面影が残っており、2026年1月現在でも『雲のむこう、約束の場所 』の世界観を楽しむことができますよ。
聖地④桜町踏切
4つ目に紹介するのはJR蟹田駅近くに所在する桜町踏切です。桜町踏切の詳細は下記のとおりです。
- 所在地:JR蟹田駅付近
- 路線:JR津軽線
桜町踏切は2026年1月現在も作中と全く変わらない状態で残されており、線路の向こう側には水平線の果てまでが一望できる大海原が広がっています。桜町踏切は攘夷製作所に向かうシーンで登場しただけでなく、堤防で3人が会うシーンでも使用されていましたね。JR蟹田駅からすぐの位置に所在するだけに、是非JR蟹田駅を訪れた際には桜町踏切にも足を運んでもらいたいですね。
聖地⑤階段国道
最後に紹介するのは、『雲のむこう、約束の場所 』の最終版でヴェラシーラが塔に向かって飛び立つシーンで登場した階段国道です。階段国道の詳細は下記のとおりです。
- 所在地:〒030-1711 青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜
- 営業時間:24時間営業
地元民からもハイキングコースとして人気の階段国道ですが、頂上まで登ると竜飛岬という周辺を一望できる岬に到達することができます。また、余談ですがこの階段国道はアニメ「CLANNAD」でも使用されました。それだけにアニメファンにとっては比較的人気の高いスポットだともいえるでしょう。
『雲のむこう、約束の場所 』の後日談は小説で読めるって本当?
ここからは『雲のむこう、約束の場所 』の後日談が読めると噂の小説版について紹介します。『雲のむこう、約束の場所 』の小説版は同作の監督である新海誠監督自らが著者として出版されていますが、結論から述べると映画では描かれなかった後日談のようなシーンが描かれています。
小説版では映画版よりも登場人物たちの心理描写が深く描かれていますが、エンディング後のシーンも描かれておりサユリが自身の決断でヒロキとは決別して別々の道を歩み始めるといった内容で締めくくられています。
新海誠監督の作品全般に言えることですが、映画だけで物語の全てを把握することは難しいですよね。そうした全てを補完しないのも新海誠監督の作品の魅力ですが、しっかりと把握したいという方にはこうして自らが手掛ける小説で全てを補完できるような仕組みを採用しているケースが殆どです。ですので『雲のむこう、約束の場所 』も同様に、映画では語られなかった内容が小説版で把握することができるので、ファンなら読んで損はないといえるのではないでしょうか。
まとめ
今回の記事では新海誠監督の作品『雲のむこう、約束の場所 』のモデルとなった場所やオススメの聖地、そして映画では語られなかった後日談が読めると噂の小説版について紹介しましたがいかがでしたか。
2004年に公開された『雲のむこう、約束の場所 』ですが、今もなお根強い人気を誇っています。新海誠監督の魅力が存分に詰まった作品なので、まだ未視聴の方は是非一度視聴してみてはいかがでしょうか。










