2022年10月7日に2作連続で公開されたことでも話題を集めた映画『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』。大分市を舞台に、主人公の生涯の恋愛模様を描いた小説を原作とする映画ですが、実際に視聴した方からは「『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』はひどい」といった声が相次いでいるようです。そこで今回は『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』がひどいと言われている理由を中心に紹介します。
『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』はひどいって本当?
原作は非常に評価の高い『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』ですが、果たして本当に映画はひどいといった評価を受けているのでしょうか。気になってSNSで調べてみたところ、下記のような感想が散見されました。
確かに実際に『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』を視聴した方の多くが「ひどい」といった感想を持っているようですね。では『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』がひどいといわれる理由は何なのか、次からは5つに分けて深掘りしながら紹介していきます。
理由①全体的にクオリティが高くない
『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』の作風として、どことなく新海誠監督が手掛けた「君の名は。」を彷彿とさせるような場面がいくつも登場しており、また物語の流れも何となくですが似て通ずるものがあると感じた方も多かったようです。
ただその一方で『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』の映画は作画、カット割、BGM等が新海誠監督の作品と比べると明らかに見劣りしてしまうクオリティとなっており、随所で見える拙さやテンポの悪さなどがひどいといわれてしまっているようでした。
確かにアニメ自体に動きも少なく、やや単調に見えてしまう場面もありますよね。比較対象の作品があまりに高クオリティな面を考慮しても、物足りなさは否めないでしょう。
理由②主人公・暦の声がひどい
『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』の主人公である暦の声優を担当したのは俳優の宮沢氷魚さんでした。しかし声優としての経験が乏しかったせいか、主人公の暦の声が明らかに棒読みになっているシーンや、感情が伝わってこないシーンなどが続出しており、視聴者からは全く感情移入ができなかったという厳しい声が寄せられています。
公開前は宮沢氷魚さんが声優を務めることで注目度が上がっていただけに、その棒読みっぷりにガッカリした視聴者が『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』がひどいと酷評するケースも多々みられました。
理由③原作の魅力を表現できていない
『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』の原作である小説版は、特殊な世界観と主人公や登場人物たちの揺れ動く心理描写が的確に表現された作品として一定の評価を得ていました。しかし映画版の『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』は、両作共に上映時間がわずか60分限りであり、かなり短い時間だったこともあって説明不足であったり世界観の説明が中途半端、そして物語が駆け足で進んでしまうと事態を引き起こしてしまいました。それだけに原作を全く読んだことのない視聴者は最後まで話の展開や世界観を把握することができず、原作を読んだことのあるファンは物足りなさを感じてしまうと言ったどっちつかずの作品となってしまったと指摘する意見も多かったです。
理由④2作視聴する前提で作られている
『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』は冒頭でも触れたように2作同時に公開された映画ですが、実際に視聴した方からは片方だけの映画を見ても消化不良で、一つの物語としての完成度が低かったとの批判が続出しています。
確かに2作両方とも見たらより世界観が理解できる、楽しめる等であればまだしも、似たような内容の映画を2作見るのは少し億劫に感じてしまう方もいますよね。単体だけだと非常に満足度が低く、消化不良感が否めない点も『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』がひどいといわれている理由の一つでしょう。
理由⑤原作の完成度が高過ぎた
『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』がひどいといわれている理由の最後に紹介するのは、原作の小説版があまりにも完成度が高く、その影響で映画版への期待値が高くなり過ぎたという点です。
実際に原作の小説版は「泣けるSF作品」として幅広い世代から支持を集めており、累計28万部を突破するほどの話題作として注目を集めました。それだけに映画版への注目度はかなり高くなってしまい、結果として期待はずれだったと落胆する視聴者も多かったようです。実際に原作未読の層からは「酷評されるほど悪くはなかった」という声も一定数見受けられるだけに、どうしても原作ファンが抱いていた期待値が高過ぎたという面もあったのではないかと思われます。
『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』はどっちから視聴するべき?
最後に『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』を視聴する際、どっちから視聴するべきなのかについて説明します。
正直な話、どちらから視聴すべきというルールはないものの個人的にオススメなのは「君愛から僕愛」という流れです。というのも、どちらかといえば君愛の方がドラマ性や心理描写が細かく描かれているため、物語だけでなく登場人物たちの心理を把握しやすいからです。一方で僕愛は君愛で描かれなかった部分を補完している場面も多く、特にラストシーンは君愛の印象をガラッと変える内容となっています。それだけに個人的にオススメなのは君愛を先に視聴してから僕愛を視聴する流れですね。
まとめ
今回の記事では『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』がひどいと言われている理由について紹介しましたがいかがでしたか。原作の評価が高かった分、落胆する声も多かった『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』。ただ一定数擁護する声もあるので、実際に『僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ』がひどいと思うかかどうかは視聴者ごとに異なると言えるのではないでしょうか。










